海外競馬で高く評価されているレース

海外の競馬を評価するときに、一つの基準として使われるのがレース・レーティングです。

世界的な競馬の統括機関が、海外の主要なG1レースをレーティングで評価して、毎年トップ100を発表しています。

発表されるトップ100の中には、日本競馬のレースも含まれています。

たとえば最新のランキングでは、有馬記念や宝塚記念、天皇賞・秋など、全部で12のレースがランクインです。日本競馬界として誇らしいのは、皐月賞と日本ダービーが3歳限定のG1レースの中では、世界でトップとされている点でしょう。世界で1位とされているレースは、アメリカのブリーダーズカップクラシックです。

ダートの2000mで開催されるこのレースは、その年のアメリカ最強馬を決定するレースに位置付けられ、ヨーロッパから参戦する馬もいます。

2位以下には2000mの主要なG1レースが続き、海外では芝とダートを問わず、中距離路線が重要視されていることがよく分かります。

ランキングに登場するレースは、どれも海外競馬では主要なレースです。そのため、超一流の出走馬が集まるので自然とレベルが高くなり、また評価が上がることになります。

日本の競馬も内外から一流の馬が集まれば、ランキングはさらに上昇するかもしれません。